◆キッズ倶楽部活動趣旨 ◆
親子のイベントもキッズ倶楽部の活動も、基本は「自分のことは極力自分でする」と言うことです。
便利になった日常生活の中で、野外で活動することは、不便で、時間のかかる非効率的な活動です。
しかし、この一見回り道のような活動の中に、学ぶべきものが多くあることを忘れてはなりません。
道具の不備は、参加者が知恵を出し、協力し合うことで、解決することがあります。
他者と連帯して行くことの意味も、体験を通して感じていただきたいと考えています。
集団の中で生き、活かされていること、誰かのために活動するホスピタリティーを体験し
体得していただければと考えています。
また、与えられることばかりでなく、遊びには遊びの道具、お腹がすけば食べ物、
といった風に山の中で過ごす上で必要なものを、
自ら作る楽しさも伝えたいと思ってます。
キッズクラブは年数をかけ、「市民の森」が子供たちの名実共に「基地」となるよう、
心も身体も技術も育てていける楽しいイベントを用意してまいります。
簡単ですが以上のような主旨で、活動はお昼を挟み、5時間程度を考えています。
昼食の内容等は随時決定してまいりますが、子供たちでも調理可能なものを考えております。
与えられることが当たり前になっている現代ですが、ここでの活動は自らが自主的に、
参加し他者と協調して一日余暇を過ごすことを理解された方々が、
楽しい時間を過ごせる場にしていきたいと考えています。
長崎市民の森 森林体験館